サイクル崩壊

雑に更新(しないかもしれない)

戦績メモ完全版

メインブログの自己紹介に全部書くとすごい量になるので、一旦避難。
ノイズになるような、しょーもない順位も多いので。

9世代(SV)
S10:2039/1971 -387位

S9:212x/2125 -30位

S8:2029/1958 -604位

S7:2059 -30位 *初最終2桁前半

S6:2012/2006 -252位

S5:2048/1943 -726位

S4:2139 -86位

S3:最終4桁

S2:21xx/2084 -335位
サザンドラヒートロトムカバルドンニンフィア
S1:最終4桁


8世代(剣盾)
S35:196x/1928 -127位

S33:2004 -71位

S32:198x/1973 -107位

S31:最終4桁

S30:2006 -82位

S29:1964/1893 -306位
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S28:2012 -95位
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S27:191X/1842 -684位
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S26:2021-51位 *初最終2桁

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S25:199x/1953 -183位
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S24:1974/1901 -292位
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S23:2014/1955 -274位
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S21:2080/2064 -123位
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S20:最終4桁
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S18:200x/1971 -225位
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S17:194x/1929 -237位
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S15:190X/1790 -最終4桁
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S14:2006 -205位 *初レート2000
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S13:1999 -318位
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S12:1953 -675位 *初最終3桁

S8-S11:最終4桁
(構築忘れた)

S16記録



tn バイオレット 最高2107/最終2044(212位)

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【構築経緯】

初手性能の高い電気テラスグローブ水ウーラオス+ウーラオスの不利対面の引き先となるチョッキランドロス+上記2体で重めのポケモンへの切り返しとなる最速ステラハーブブリジュラスの3体の攻めサイクルで使用率トップを詰め込んだスタンパに勝てると感じ、これを軸とした。
軸の参考: ウーラオス にっこり - ちゃろちゃろ日記 (hatenablog.com)


軸で厳しい構築タイプとして、①旧BIG6(ディンカイサーフパオカミウーラ)、②キュウコン展開、③ママンボウ軸、④受けループ、⑤コノヨザル展開等が挙げられた為、それぞれへの回答を用意する事を目標に、
エナジー瞑想痛み分けハバタクカミ(vs①⑤)
・襷サイコファングパオジアン(vs②)
残飯身代わり悪巧みサーフゴー(vs③④)
の3体を補完として採用し、構築が完成した。

【個体詳細】
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◆調整意図:
 A→H155-B101パオジアンへの水流連打の乱数が変わるライン
 B→A189パオジアンの抜群テラバーストを14/16耐え
 S→増えていると感じたミラー意識であまり

 最高の初手枠。技範囲+AB振りによる殴り合い性能の高さが非常に優秀。ランドロスが水ラオス・パオジアン・渦カイリューを、ブリジュラスがランドロスを初手に誘ってくれるため初手でこれらを処理しやすく、構築単位での選出誘導を含めた強さも感じた。

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◆調整意図:役割対象に安定させるためHDぶっぱ

 初手ウーラオスで相手をしたくない、ブリジュラス・ハバタクカミ・炎オーガポン・ガチグマ等への引き先として採用した。
 地震・岩石封じ・蜻蛉帰りは型の根幹を為すため確定として、ラスト1枠はウルガモスキュワワーなどへの抵抗力が構築になさすぎたため不本意だが地割れを採用。
 また、S個体値を少し下げることで、ランドロス入り攻めサイクルミラーにおける立ち回り(蜻蛉帰りの撃ち合い)を非常に安定させることができた。

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◆調整意図:CSぶっぱ(準速ウーラオス抜き)

 上述のウーラオスランドロスの2体では、ガチグマ・炎オーガポン・剣舞ウーラオス・持久力ブリジュラス等が重いため、それらに対して勝てる後発特殊エースとして採用した。眼鏡やスカーフ型も試したが、拘る事による隙が大きすぎるのと、剣舞ウーラオスや遅い炎オーガポンを上から一撃で倒すことのバリューが非常に高いため、最速パワフルハーブ型に落ち着いた。
 キョジオーン軸などへの崩し枠・サイクルが厳しい場合の対面選出の駒としても活躍するなど、柔軟に選出を組みやすいのも強み。

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◆調整意図:
 H→シルクのスカーフガチグマのテラスブラッドムーン+真空波を瞑想後に耐え
 S→準速パオジアン抜き
 B→陽気パオジアンの氷柱落とし耐え
 C→あまり全て

 旧BIG6(ディンカイサーフパオカミウーラ)に通す後発エースとして採用。ディンカイサーフorパオカミウーラの選出パターンが殆どであったため、上述のウーラオスで初手のディンルーやパオジアンのテラスを強要しつつ削るor倒し、「こちらの裏2体(ランドカミ)vs相手のテラスのないカイリューサフゴ or カミウーラ」の状況を作れれば、ハバタクカミの一貫を作って勝つ事ができると考えた。
 また、瞑想+痛み分けを両立させる事でコノヨザル展開への対策も圧縮している。
 テラスは水ラオス対面1ターンもらえる水テラス。水技への耐性はそのままに、オーガポン入りに躊躇なく選出できるようドラゴンテラスで使っていた時期もあったが、普通にハバタクカミミラーがキツすぎたので直ぐに戻した。

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◆調整意図:
 A→特化(目安:サイコファング+不意打ちでH175-B121水ラオスを確定)
 B→A204カイリューのスケイルショット(5発)を95.4%で耐え
 S→最速110族抜き

 キュウコンの壁展開を阻止できる汎用アタッカーとして採用。対ランドロスキュウコン+積みエース(剣舞ラオスエナジートドロクツキ等)の並びにおいて、ウーラオスキュウコンに削りを入れる→パオジアンを後投げしてサイコファング連打をする事で、壁を破壊しながらキュウコンを倒して展開阻止を行うことができると考えた。(後投げのタイミングでムンフォで殴られた場合でも、壁を貼らせずに削り、ウーラオスのアクジェ圏内に押し込める。)壁さえ壊してしまえば、剣舞ウーラオスには裏の特殊アタッカー(カミ、ブリ)が強く、トドロクツキにはそのままパオジアンで殴れば問題ないため、簡単に勝つことができた。
 稀に当たるイエッサン構築へのメタとして、アイススピナーも採用しており、特定の展開構築へのメタを強く意識した構成となっている。もちろん襷パオジアンである以上、汎用性にも申し分なく選出に非常に絡めやすかった。

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◆調整意図:
 C→H4振りイーユイを気合玉で確定
  穏やかH4D252ママンボウを+2シャドボでほぼ2発
 H→16n+1
 B→A95ママンボウのクイタン(非テラス時)+クイタン(水テラス時)を97.66%耐え

 ママンボウ軸への崩し枠として採用した。「身代わり+積み技」でママンボウを起点に裏まで貫くのは有用な対策ではあるのだが、その多くが同居するエルフーンやテツノツツミの高速アンコールに屈してしまうため、特性でこれを拒否できるサーフゴーを用いた。ママンボウの攻撃を身代わりが複数回耐えるために、テラスタイプは水で確定。
 技構成は悩んだが、ママンボウ軸にイーユイが同居することが増えていた事、受けループの対策を圧縮したかった事を踏まえて「気合玉」を採用。命中不安を撃つため少々運が絡むことにはなるが、ランドロスで一度サイクルを回して再度ママンボウサーフゴー対面を作って身代わりを展開し直したり、テラスの耐性変化を盾に行動保障を得る事で試行回数を稼げるため、最終的な勝率は高い所に収束させることができると考えていた。

【主な選出】
vsスタン(TOP8) :初手+
vsレギュD  BIG6 :初手+
vsランドキュウコン:初手or
vsイエッサン軸  :初手
vsママンボウ軸  :初手
vs受けループ   :初手
vsコノヨザル展開 :初手→@2
vsキョジオーン軸 :初手or
緊急時の対面選出 :()から3体
ランドから入るパターン:初手+@1

【感想】

 悔しい結果になった。ベースが借り物とはいえ軸は非常に強かったし、補完枠も完璧に嚙み合わせる事ができ、構築は自分の中では100点に近いものが組めたと思っていたのだが、思うように勝てずに終了。
 最終日数日前まで爆勝ち(2ロム1桁間際、片ロム21連勝とか)していたので、今期こそは行けると思っていた…精進します。
 ここ数ヶ月、環境分析は合っていると思うのだが、おそらくその先の構築作成で考えていることがズレている気がする…(一言で言うと、SV環境で強い構築が作れてない)。軸(対面・展開・サイクル…)の作り方なのか、メタ貼りの解像度なのか、原因は色々考えられるけど、一番は基本的に攻めサイクルが弱いのにコレを妄信している事だと結論づけたため、今期は一度自分の構築の癖(=ランド入り攻めサイクル)を捨てて、最上位で勝ってる人の構築の組み方に寄せてみる事を目標に取り組んでみようと思います。

【重かったやつメモ】
・竜舞カイリュー全て(特にクリアチャーム、某レンタルが出てから、急に最終盤に増えた気がする)
・裏から出てくる襷パオジアン(オボンは逆に餌)
・選出画面の氷テラスの顔をしたイーユイ
・アンコール水オーガポン
・初手から来る眼鏡ハバタクカミ
・ドラパルトが入っているママンボウ構築(それ以外はママンボウ入り全勝)
・手動晴れ+ウガツホムラ(勝ち筋ゼロ)
・テツノツツミ(おかしい)

蒼炎#1 使用構築

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【概要】

結果: 5-3(オポで予選落ち)

弱くはなかったけど、ラグラージを最終日使ってる気がしないので供養。

 

初手置き用のカイリュー、2手目で展開するラグラージ、積みエースのハバタクカミが軸。

補完に、ディンルーとアシレーヌを見て出撃する炎オーガポン、ラティハッサムやキョジオーン対策の悪ラオス、コノヨザルやキノガッサ対策&悪ラオスを水ラオス入りに初手置きする言い訳としてゴツメ電磁波サーフゴー。

カイリューラグラージ+ハバタクカミが基本選出だが、実際はサーフゴー以外の5体で割と柔軟に選出を組んでいた。

ーーーーーーーーーー

カイリュー→初手置きする枠として採用。ラグラージで起点にしたいポリ2を呼びそうな事、ラグが呼ぶ身代わりをスケショで貫通しやすい事も評価。しかし、よく考えたら9世代は吠えるがあるから、身代わり貼る人間がいるわけなかった。

 

ラグラージ→普通のラグラージ。対カイリューのスケショをはじめとした短期的な場持ちの良さを評価してオボンのみ。毒びし回収と、草技と眼鏡ムンフォへの耐性を評価して毒テラスで採用。

 

ハバタクカミ→この環境でも十分に強いアタッカー。ラグラージ+ハバタクカミと並べると炎オーガポンが重いので、ステロ+1瞑想テラスシャドボで貫通できるように、テラスタイプはゴースト。

 

ラオス→対面駒。カミの代わりの積みエースとしても強い。キョジオーン対策も兼ねている。

 

炎オーガポン→ディンルーを破壊できるようにパワーウィップ搭載。アンコとか剣舞とか絡めた型にするか悩んだけど、初手置きをそれなりの回数したのでよくある構成に落ち着いた。

 

サーフゴー→1回しか選出しなかった…。要検討枠だが、コノヨザルに負けたらキモいので仕方なかった。

 

【最後に】

珍しくちゃんと試運転して、2桁まで行ってたから予選抜けれなくて悔しい。

けど、オフ会自体は初めて話す人も多くて、めっちゃ楽しかったです。

話してくれた人、運営の人、ありがとうございました!あと遅刻して本当にごめんさない…( ;  ; )

S13 記録



死ぬほど萎えてるので、わりかし適当で

最高2054



【選出】
軸(基本選出) :初手カミ+裏フロルカイリュー
vsキョジ、受けル:サフゴカイリュー@1(順不同)
vsランドロス入り:初手ランド+裏カミラオス
vsディンルー展開:初手剣舞ラオス+@2

【概要】
・軸(基本選出:カミフロルカイリュー)
 初手カミで、スケショカイリューに一発殴る→テラスされたら虹テラバで破壊(裏にテラス残したい場面もあるので電磁波と選択)したり、流行ってたエナジーカミやコノヨザルを電磁波+祟り目で破壊する。水ラオスにはゴツメカイリュー経由でキラフロルに、炎オーガポンとパオジアンに対しては直接キラフロルに引いて毒びしを撒き、ハバタクカミの2倍祟り目でのスイープ、カイリューのテラス羽連打での毒殺を狙う。アンコ/毒びし/レッドカードなどの攻撃以外の詰め要素が非常に多く、プレイングの最大値が高かった。
 役割対象は、BIG7系統(ガチオーガカイリューサフゴパオカミウーラ)と展開系の構築(コノヨザル、サケシ、キュウコン絡み)、イダイトウ入り等。BIG7系統は初手からチョッキノマテラor欠伸ガチグマが来るパターンが少しだるいが、かなりの勝率を確保できた。展開構築とイダイトウには負けた記憶が殆ど無い。

・サーフゴー
 今期は明らかにキョジオーンと受けループが環境に多かったので、1枠割いてでもガンメタポケモンを入れるべきだと判断。結果的には間違ってなかったように思うし、対シグマさん戦で緊張して選出バグった以外は、キョジオーン入りにはいい勝負できていたはず。

ランドロス&水ウーラオス
 カス。敗因は主にここだったと思う。ここまでの主軸の3体+サーフゴーで明確にきついのが、「ディンルー展開」「ランドロス入り(特にスカーフ水ラオス+眼鏡カミ+HDランドみたいなやつ)」だったので、両方に刺せるパンチグローブ剣舞ラオスランドロス軸の取り巻きに強く水ラオスと強い選出を作れるスカーフ飛行テラスランドロスを採用していた。実際コレで役割対象にほぼ勝てていたのでイケると思っていたが、最終日の夜だけ全く勝てなかった…。(おそらくそんなに相手が上手くなくて、強いと勘違いしていた)
 正直、机上論が甘い、最終日まで(本命構築思いつくまで)の戦ってた順位帯が低い、というようなプレイヤーの実力が如実に出た結果だと思うので、コレが今の自分の実力だと真摯に受け止めたい。


【個体】

ハバタクカミ@襷 ≪テラスタイプ:ステラ≫
133(20)-x-76(4)-184(228)-156(4)-205(252+)
ムンフォ/祟り目/電磁波/テラバ

H→特化ガチグマのブラッドムーン+真空波を大体耐える
S→最速  C→あまり、なるべく高く

※構築経緯の「スケショカイリューをムンフォ→虹テラバで破壊する」動きを可能にするため虹テラス。フロルで毒をばら撒いてから再展開した時、2倍祟り目の威力がアホになる副産物もあった。

※襷が比較的考慮されにくく、安定した詰め筋になり得る。


カイリュー@ゴツメ ≪テラスタイプ:ノーマル≫
195(228)-204(252+)-116(4)-x-121(4)-103(20)
神速/地震/アンコ/羽休め

S→麻痺した最速ハバタクカミ抜き
A→ガチ特化   H→あまり、なるべく高く

※ゴツメカイリュー使いの常識かもしれないが、「水ラオスに触れさせる→氷技ケアで削れたウーラオスを縛れるor他の強い動きがある引き先に引く」動きが強い。この引き先を用意するだけで、格段に動かしやすかった(今回はキラフロル)。


キラフロル@レッドカード ≪テラスタイプ:草≫
190(252)-67-156(252+)-151(4)-101-106
パワージェム/大地の力/キラースピン/ステロ

HB→特化、悪ラオスの+2暗黒強打の乱数が変わるライン
C→端数

※最強。カイリューと合わせた時のプレイングの最大値がヤバい。当たり前だが、キラースピンでステロを除去してゴツメカイリューを動かすのが快適すぎた。



サーフゴー@隠密マント ≪テラスタイプ:格闘≫
ゴルラ/ショック/テラバ/悪だくみ
191(228)-x-115-201(236+)-111-110(44)

S→ゴツメカイリュー意識で少し早め
H→16n-1 C→あまり、崩しの役割を遂行するためなるべく高く

※普通の奴、キョジイーユイ・キョジドクガの両方を見れるように格闘テラバ+ショック両採用。受けループのハピナスにも刺さる。


ランドロス@拘りスカーフ ≪テラスタイプ:飛行≫
167(20)-197(252)-111(4)-x-101(4)-154(228+)
地震/テラバ/岩雪崩/とんぼ返り

S→準速イーユイ抜き
A→耐久振りウーラオスへの乱数を少しでも良くするためにブッパ
HB→意地パオジアンの氷の礫(威嚇込み)を15/16耐え

※初手の水ラオス(推定:スカーフ)を上からワンパンしようと意気揚々とテラバ撃ったら、最終日2/2で素で耐えられた(鉢巻1パンチグローブ1)。スカーフランド+グローブラオスの並びも形成できて強いと思って採用。



ウーラオス(水)@パンチグローブ ≪テラスタイプ:毒≫
205(236)-187(156+)-129(68)-x-81(4)-123(44)
水流連打/ドレインパンチ/剣の舞/アクアジェット

S→準速ガッサ抜き
HB→パオジアンの意地抜群テラバ14/16耐え
HD→テツノツツミの臆病フリドラ14/16耐え
A→あまり、11n

※数多くのランドロス入りを粉々にした。ただ、もう少し取り巻きで電磁波カイリューを拒否できるようにしてあげたかった。

逆張りランドカミウーラ(S12ボツ構築)

レート2000まで使用。

勝率が6割しか無く、レート2000乗った人の中で一番構築が弱い自信があったので捨てた。

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※使ってもいいけど、溶かしても責任は負いません

 

【構築経緯】

初手チョッキランドロスが初手に置きやすいと感じて構築をスタート

ランドロスがウーラオスと対面するとやばいので、引き先としてゴツメ水ウーラオス

→ランド、ラオスと攻めの補完が取れており、電磁波カイリューのケアが可能な電気テラス眼鏡カミ

(ここまでが軸・基本選出)

→軸の3体では崩しに乏しかったり、相手の水ポンが重すぎるので、崩しが可能なクッション枠として残飯渦アンコカイリュー(ゴツメ水ラオスの代わりに、相手のウーラオスを見てもらう事も期待)

→ここまで、トドロクツキ、イダイトウ、キノガッサモロバレルなどを無視してるため、まとめて破壊できる対面駒として草テラス襷パオジアン

→最後に、キョジカイリュー、チオンドクガ、ドヒドガチグマなどが重かったので、それらを取り巻き(ランド、カイリュー)と合わせて倒せる隠密マント挑発ヒードランを入れて完成。

 

【補足】

ランドロス

かなり初手枠として強いが、露骨なメタ(意味わからん氷打点)が増えてるのと、スケショカイリューの餌になってしまうのが微妙。

草結びを持っている事で、ガチグマに対面勝てるのがそこそこ熱い。

HDランドロスと違って火力があるため、ゴツメで半分削れた水ラオスの舐めた後投げを許さないのは偉い。

 

・ウーラオス

まあまあ強い。初手にランドロスを置く上で水ラオスへの引き先が必要であり、カイリュー、水ウーラオス、チオンジェン(蜻蛉打たれると怪しいから無し寄り)の3択だったので、この構築では水ラオスを選択。

ランドロスが初手に呼ぶ相手の水ラオスが水流撃ってきた試合は大体勝った気がする。上記の受け出し後、水流連打居座りがそこそこ安定(突っ込むとゴツメダメ+水流+アクジェの圏内)だが、勇気のハバタクカミ投げをしてくる人間がそこそこ居て全て咎めた。

しかし、ゴツメが発動せず、相手のウーラオスがパンチグローブだと分かった瞬間、途端にプレイヤー(俺)の顔が険しくなるのは弱い。

 

・ハバタクカミ

アーモンドさんのパクり。ランド+ウーラオスと攻めの補完が良いのは勿論、この2体は電磁波カイリューにテラスを切られると手も足も出なくなるため、電気テラス眼鏡がフィットしていた。

ランドロスが電磁波カイリューに勝てないまでも最低限の仕事(電磁波無効・エアスラもあまり食らわずに、下から蜻蛉返り→カミ投げ)ができるので、そこも相性が良かった。

 

・パオジアン

出しどころさえ間違えなければ環境に割と通っていて一番強かった。構築に合っていたかは諸説。

 

カイリュー

うわっきーさんのパクり。渦の外しがあまりケアが効かない構築になってしまったため、徐々に選出しなくなった。

 

ヒードラン

俺しか使ってない隠密マントヒードラン。鬼の自覚でマグストを当てまくっていて、なんなら少し強い寄りだったが「これ最終日にやりたくねぇ」と思って捨てた。カイリューorランドロスと合わせてサイクルできるのも良かったが、この選出、相手のカイリューに5億タテされます…。

受けルーパーを、マグスト挑発ドラン+渦アンコカイリュー+両刀ランドロスというオーバーキルで破壊してる時だけ楽しかった。

 

【感想】

ランド+ゴツメラオスはちょっとおもしろかった。

しかし、欠伸ガチグマと全ての竜舞カイリューがゲロ重いため、解散決定。

ランドカミラオス以外の3体(なんならカミも)弄り甲斐がある気もするけど、僕の脳みそではコレが限界だった。

別で煮詰めてた構築が良い感じなので、こっち使って今期は潜ります。ガチで頑張る。

S11記録

【結果】
tn レプリカ
最高211x(3か4?)/最終2053(202位)

【並び】
f:id:Carbon_poke:20231101193602j:image
※先に言っておくと、軸以外未完成の欠陥構築です…

【構築経緯】
 ガチカイリューオーガパオカミウーラ(以後新BIG6)系統の構築が多かったので、これらに対してある程度有利な駒を初手枠に置こうと考えた。しかし、全部にある程度仕事ができるポケモンなど存在する訳が無かったので、300戦ほど対戦した感想から、対処の難易度を下記の通り順位付けすることにした。
アカツキガチグマ、カイリュー、(時点で)炎オーガポン
 →受からないので、こいつらに対面勝てるor裏と合わせて強い動きができるポケモン必ず初手に置きたい(対策の優先度高め)
・ウーラオス、パオジアン、ハバタクカミ
 →比較的テラスタルやサイクルによって対処しやすいので、初手での対策の優先度は低め


上記を踏まえて考えたところ、初手の勇敢チョッキランドロスアカツキガチグマ・炎オーガポンに対面勝て、カイリューに対しても威嚇・後攻蜻蛉と裏のエースを合わせることによって強く動けることに着目。ついでにハバタクカミ(特に初手のエナジー電磁波)にめっぽう強く、パオジアンにもテラス込みで勝てる等、新BIG6へ比較的初手置きができると思い構築の始点とした。
次に、チョッキランドロスの対BIG6への唯一の欠陥がウーラオスが重いことであったため、ウーラオスへ受け出しできるポケモンの中で最も使用感のよかったHBゴツメ電磁波カイリューを採用した。
併せて、相手のカイリューに対してランドロスカイリューと合わせて詰める事ができる襷ゴーストテラスパオジアンも採用し、上記3体を構築の軸とした。

以降はとても所説な補完枠。まず軸の3体がドヒドイデ・アーマーガアなどの物理受けで止まってしまうため、そこへ刺すことができるHB眼鏡サーフゴーを採用。
また、チオンジェン+テツノドクガやキョジオーン絡みが増えているのを感じたので、そこに刺す事ができる地面テラス身代わり瞑想エナジーハバタクカミを採用。
最後に、初手のディンルー展開などを黙らせる必要があったため、汎用性も高い毒テラス剣舞パンチグローブウーラオスを採用して完成。



【個体】


※調整は前期26位の方のパクリ。

・チョッキガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+真空波を耐え、草結び→地震地震でテラスを切られたとしても対面突破が可能(チョッキじゃなかったらガチグマが半分以上抉れる)な点が非常に強力であった。
・ガチグマは勿論、ウーラオス以外の新BIG6、流行っていたイーユイやサーフゴー、キラフロルにも強いのが偉かったと思う。特に、後述のカイリューエナジーカミに弱い型である都合上、余裕をもってカミに受け出しができるHDチョッキは相性が良かった。
・草結びの副産物としては、受けループを始めとするヘイラッシャ入りを破壊できることが挙げられ、1サイクル目で草結びを隠して削った後、2サイクル目以降の良い感じのタイミングで草結びを押すとラッシャが吹き飛んでeasy winを拾えた。
カイリューの後投げを許してしまいやすく、そのたびにスケショのケアを強いられるのだけは弱かった。


※調整意図:
 S→麻痺った最速カイリュー抜き
 HB→あまり全て

・ウーラオス受けとして採用。物理への誤魔化し性能が非常に高く、ランドロスと合わせたサイクルの核として機能した。
ランドロスの威嚇と合わせたことで、初手の襷ラオスの水流+アイススピナーを耐えるため、受け出し後にテラスを強要されないのも良かった。(大体この状況が1,2ターン目に起こる為、早々に受けのテラスを切らさせる展開にならないのがgood)
・スケイルショットカイリューを止めるため、テラスはフェアリーテラス一択。悪ラオスに絶対に負けないのも良かった。
・技構成は地面タイプのあと投げがストレスだった&相手のカイリューにテラスを吐かせることができるので、冷凍ビームを入れるか悩み続けていた(エアスラかアンコールが変える候補だった)。しかし、アンコールを切ると龍舞カイリューがやばすぎたし、エアスラを切ると水ポンやウーラオスへの遂行速度が遅くなる&単体性能が大幅に下がると感じたので、泣く泣く採用を見送った。


※調整意図:火力重視の意地AS

カイリューがめちゃめちゃ多かったので、後発の霊テラスパオジアンが一周回って鬼強かった。ランドロスの岩石or蜻蛉→パオジアン着地 、または自分のカイリューの後攻アンコールで相手のカイリューの龍舞をロック→あと投げ→氷柱落とし(ここでテラス切らせられる)→聖剣の動きで、環境に居たカイリューにほぼ対応できた。
・技構成に関して。水ラオスへの打点やキュウコン展開への対策の圧縮として強い「サイコファング」の採用をずっと検討してはいた。しかし、イダイトウに択を発生させずに勝つために「かみ砕く」+「氷の礫」は必要。「聖なる剣」もテラス後のカイリューを考えて切る訳にはいかず、上記の技構成とした(メインウエポンの「氷柱落とし」を切るのは流石にアホだろと思って固定したけど、ワンチャン切るのアリだったかも…?)。軸のランド+カイリュー+パオジアンの選出をした際、ランドが死んだ後に補助技持ったエナジーカミが来ると不意打ち択が発生してキモいので、安定して処理のできる礫は間違っては無かった。
・なお、肝心な対イダイトウに関しては、殆どがステロ撒き(ディンルー、コノヨザル)+エナジーカミと一緒に居たため、対策が破綻。まだまだ机上論が甘い…。
・今期はトドロクツキへのストッパー(大体飛行しかいないので、以前ほどストレスのかかるテラス択になり辛い)としても評価していた。


※調整は有名なやつのパクリ

・物理受けや搦め手、カバルドンなどへの対策のために採用。HB振りによりスタンパに出しやすく、カイリューのアンコールと併せた詰めができる事も評価した。
・最終日直前まではコイツが今期の覇権だと思っていた(これは当たってたっぽい)が、当初入っていたステロ撒きを構築から抜いて炎入りに倒しづらくなったこと、天敵のイーユイによく当たったので、最終日の選出率は最下位だった。
・テラスタイプは水ラオス入りに投げやすいよう水テラスで採用した。


※調整意図:
 HB→身代わりがキョジオーンの塩漬けを15/16耐え
 S→最速110族抜き抜き抜き(この辺のSライン意識)
 C→残り

・チオンドクガへのメタとして入れたが、一回も当たらなかった…。実際はママンボウ+鉢巻パオジアンを狩るために出撃していた(これやるならクイックターン食らっても身代わり残せる水テラスの方がいいって無限回言ってた)。
・Sブースト+身代わりの様子見+地面テラバで削れた鋼カイリューを破壊できるのも面白かったが、そもそもSエナジーカミが殆どの構築に入っていたオーガポンに全く強くなく、逆風気味だったので所説だった。


※調整意図:
 HB→意地パオジアンの抜群テラバ14/16耐え
 HD→ツツミのフリドラ確定耐え
 A→11n S→準速キノガッサ抜き

・当初はカイリュー入りに投げやすいパンチグローブ4W(水流ドンチ冷パンアクジェ)で使用していたが、キョジオーン入りに勝てる気がしなかったので、カミなどと合わせて強引に殴って破壊するために剣舞毒テラスにした。まあまあ活きた。
ランドロスの威嚇+耐久振り水ウーラオスの並びでウーラオスやパオジアンも見れることから、偶にこの形でも選出はした。ただし、もはやメジャーとなった水ラオスのカウンターを完全に無視しているため、この動きは怖くて最終日は出来なかった。
・シンプルにアタッカーとして強力だったが、この構築で一番役割が明確でなく、顔採用してしまったことは否めない。反省ポイント高め。

【感想/反省】
・軸はそれなりに強く、新BIG6系統はかなり勝率が高かった気がする(補完でランドロスが絡んだやつがちょい重かったくらい)
・ただし、それ以外(ステロ+対面、ドヒドイデ絡みなど)に順当に負けまくったのが良くなかった。壁構築などへの回答も曖昧だったと思う。
・今期は当たった構築をメモして、環境考察メモを定期的に作り、それを見ながら構築を作ることを徹底していた(環境考察自体は割と当たってたと思う)。しかし、何だかんだ新BIG6への対応手段を見つける事に苦戦し、本構築の軸となるチョッキランドを握り始めたのが、10/30とかだった。結局、「メタるべき対象が分かっていたのに、それを倒すための補完枠を煮詰めきる時間が足りない」という状況に陥ってしまった。あと3日欲しかった…(でも、スケジュール管理や構築を素早く作る能力も実力のうちだと思っているので自業自得)。
・とはいえ、個人的に最初のシーズンにとても苦手意識があり、路頭に迷って最終3桁後半~4桁で終わるのがお決まりだったが、今期は最高到達地点が2桁ギリ残るか残らないかくらい(保存してたら93位~102位くらい)だったのでコレでも圧倒的に成長したとは思う、個人的には。
・勝ち切れなかったけど、上記の環境考察メモの作成、とにかく対戦数をこなす&気になったら使って新ポケモンへの理解を深める(久しぶりに500戦近くやった)、自分の構築論を逸脱しないよう構築をなるべく丁寧に作る等、意識的に取り組んでみて良かったことは多かったので、レギュF(DLC第二弾環境?)の1シーズン目では絶対にリベンジしたい。

【日記】構築論

 最近、構築の組み方を見失ってしまいがちなので、勝てたシーズンに意識してたことを言語化。前にも似たような記事を書いたけど、長すぎて見返す気が起きなかったので、コンパクトに書き直してみた。せっかく書いたので、自分用のメモだけど一応ひっそりサブブログに上げ。
 傍から見たら僕は「剣盾弱かったけど、SVはそこそこ勝ててる中堅ポケ勢」的なイメージだと思うので、部分的にでも初心者~中級者くらいの人やSVで伸び悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
 逆に上位勢の皆さんには、共感できる部分・違うと思う部分・改善した方が良い所など、コメント貰えると、それもめちゃくちゃ嬉しいです。

【本編】
まずは結論から。

軸:環境トップに対してある程度対面的に動けつつ、最低限のサイクルの選択肢を組み込んで対応範囲を広げたスタン(3-4体)
補完:軸採用したポケモンと強い選出が組めることを前提に、構築の穴埋めができるポケモン(2-3体)

構築の構造はまずコレで考えてます。

深堀すると、
〇軸について
・9世代は現状あまりにもアタッカーの圧が強すぎて、「何もせずに引く」という受けに回る行動が弱すぎるので、初手で環境トップにある程度対面的に動けることは非常に重要だと考えている。そのため環境トップのうち、特に対処が難しいと感じたポケモンを含めた数体に、テラス込みでも良いから対面勝てるポケモンから組み始める。
・とはいえ、対面駒ばかりの一直線な展開の構築は、「事前に考えた選出が通らなかったら負け!」みたいな試合が多くなり対応力に欠けるので、2体目以降に採用するポケモン必ずサイクルの選択肢は作るようにしている(この点は、がっつりクッション(ex.ヘイラッシャ)でも、タイプや数値を生かして最低限のサイクルを回せる程度の攻め駒(ex.ウーラオス)でも良いと思う)
・以上を念頭に置き、「初手枠+クッション(orサイクル回せる攻め駒)+@1」の形で組むことが多い。@1は他の2体の穴埋めができるようにし、タイプ・物理特殊・全体のSラインなどのバランスを考えて決定する(アタッカーなのか、受け気質なポケモンなのかはあまり問わない、ここは構築次第)。ここまでが軸。また、勿論大前提として、軸は環境トップを想定して、コレをメタる事を意識して組んでいる。
〇補完について
軸で勝てない並びやポケモンをまずリストアップし、これをメタれるポケモンを使用率の上の方(1位~50位くらいまで)から探していくようにしている。この際、リストアップした勝てない並び・ポケモンの複数に勝てる事(構築作成が楽になるし、他の補完の自由度が上がって穴の無い構築に仕上がりやすい)と、軸の数体と合わせて強い選出が組めるかどうかを極限まで意識している。特に後者については、採用する前に選出を具体的に想定し、汎用性が無さすぎないか、選出のパワーが低すぎないかなどをチェックするようにしている。

以上を念頭に構築を組んだ後、細かいチューニング(使いながら、調整・持ち物・技構成・(あとはテラスタイプ)をテンプレのものから、その構築に合ったものに最適化していく作業)を最後にして、最終日に持っていく構築が出来上がっています。あと、チューニングの工程では、テンプレの型を使って感じたストレス(良くある負けパターン等)を解消できる方向に改良を行う事は意識しています(これは某知り合いが言っていた事の受け売りですが)。


※上記の具体例

【SV S7シングル】3軸グッドスタッフ【最終30位】 - サイクル初心者 (hatenablog.com)
自分の構築だとS7の構築(↑)が一番わかりやすいのでコレで説明すると、
軸:
環境トップ数体(初手パオジアン、ディンルー、イーユイなど)にテラス込みで対面勝てて、他のポケモンカイリューとか)にもカタストロフィで大きく削りを入れられる毒テラスディンルーある程度対面的に動ける初手枠)+ディンルーと合わせて強い動き(ステロ欠伸・硬いサイクル)ができるクッションとして残飯ヘイラッシャサイクルの選択肢の確保)+ここまでで足りない高速特殊アタッカーのSエナジーハバタクカミ軸を構成する上で、他の2体の穴を補えるポケモン)で軸を構成。
補完①:
軸で勝てないと思ったのが、キノガッサ入り対面、コノヨザル展開、ヘイラッシャ入りサイクル、チオンジェンサイクル、受けループ等だった ⇒ このうち「ミミガッサ入りの対面」「コノヨザル展開」に強く出れるポケモンを探した結果フェアリーテラバセグレイブが該当したので採用。(ラッシャ・カミと合わせた、セグカミラッシャの選出は既存の強い並びなので、汎用性や構築パワーに申し分ないのも決め手。ミミガッサ入り対面やコノヨザル展開のそれぞれをメタれるポケモンは他にもいるが、両方メタれた方が枠の圧縮ができて後の構築作成が楽なので、セグレイブを選択)
補完②:
上記の4体で勝てない並びの残りが、ヘイラッシャ入りサイクル、チオンジェンサイクル、受けループ等だった ⇒ 共通点は「崩し要素が欲しい」ということだったので、崩しに秀でた眼鏡サーフゴー+羽アンコカイリューを採用。(ディンルーと合わせた、ディンカイサーフの選出も強い並びなので、セグレイブの時と同様に汎用性や構築パワーは申し分ない

チューニング:
・ディンルーの地震×2でパオジアンが落ちず、氷柱落とし怯みや零度の試行回数を稼がせてしまう
→ディンルーの調整を、Aほぼ無振りからAにそこそこ振った配分に変更。
・ディンカイサーフ選出時に、ハバタクカミやキョジオーンへの勝率が安定しなかった
→ムンフォや塩漬けをカモにできるようカイリューをブーツから弱点保険に変更。
・当時増えていたフェアリーテラスの残飯身代わり龍舞テラバ地震カイリューにヘイラッシャが良く負けた
→まもみがTODして逆にカモにできるようにヘイラッシャに身代わりを搭載。
当時やったのはこの辺の微調整。こんな感じで調整・持ち物・技構成・(あとはテラスタイプ)を最適化していく作業を、勝ててるシーズンの最後の5日くらいは無限にしている(記事の調整とか人と比べて、毎回めっちゃ凝ってるの多分このせい)。

※自分というプレイヤーの自己分析だけど、個人的にはこのチューニングが結構上手いのかなと思っていて、その結果がこの弱保カイリューだったり、一致技しかない鉢巻セグレイブ(シーズン4)だったり、眼鏡ゴテラハバタクカミ(シーズン9)だったりの汎用性もある地雷ポケモン達に行き着くのかなと。(特にセグレイブは知り合いに話すと確定で笑われたけど、死ぬほど強かった)


【最後に】
 現状SVで2桁取れたシーズンは全部上記の方法で組んでいるつもりなので、上位勢の人からしたら粗はあると思うけど、半年くらいかけて見つけた自分なりの9世代の構築論ではある。しかし、あくまでも最終2桁3回取れた程度の人間が書いている事なので鵜呑みにはしないで欲しい。
 また、良い軸を思いつけなかったシーズンは毎回、この構築論から逸脱した構築で潜って爆死して終了、というパターンばかり(前期も例に漏れずそう)なので、まだまだ良い軸を思いつくための考察力は未熟。今後もひたすら構築を考えて組む筋トレをしていく必要があると思っている。